住宅ローン比較 トップページ > 10年固定と長期固定の違い


 住宅ローンの金利には支払い開始時の金利が低く設定される「変動金利」と同じ金利での支払いがずっと続く「固定金利」とがあります。「固定金利」はさらに細かく分けることができ、ずっと同じ金利が返済終了まで続く「固定金利」と、一定期間は固定金利での返済となり、その後変動金利へと変わる「固定金利選択型」とがあります。


 金融機関が定める金利の固定期間は、2年から10年と幅広くなっていますが、その中で最長期間となる「10年固定」と近年話題となっている「フラット35」に代表される「長期固定金利」とでは返済にどのような違いが出てくるのでしょうか。まずは全期間固定を30年に設定した場合と10年固定とを比べてみます。 一般的に長期固定は金利が高く設定されていますので、当初の10年間で比較をすると金利の安い10年固定の方が毎月の返済額も安くなります。また、資金に余裕があれば、11年目以降の金利の上昇に備えて10年の固定期間の間に繰上返済をするなどして借入れした元金を減らすという事もできます。

 ですがこれが11年目以降の事までを考えるとどうでしょうか。これは11年目以降の店頭金利がどれだけになるかで結果に違いが出るといえます。平均的な金利の水準は、過去を参考にするならば4〜4.5%くらいのようです。4%として長期固定と比べるなら10年固定の方が毎月の返済額も返済の総額も安くなります。4.5%として計算すると、毎月の返済額は10年固定が若干高くなるものの、返済の総額でみるとまだ10年固定の方が少なくなるようです。しかし金利が5%になると、毎月の返済額と返済の総額の両方で10年固定の方が高くなるのです。 これを基準として考えるのであれば、4.5%程度の金利の場合に両者の返済額は総額で考えた場合にほぼ同額となる事になります。将来の金利の水準が関係する事から選択は難しいところですが、高めに推移した事を考えると長期固定型を選択した方が安心といえるのかもしれません。

 

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